こんにちは、プレベナースです!
みなさんいかがお過ごしですか?
今回は『糖尿病は食生活と運動で予防できる』という事実についてお伝えします!
まず聞いてください! 先日びっくりした体験があったんです。
お会いした方の食生活なんですが
「毎日カップ麺食べてるんですよね。なんなら仕事終わりに
同僚と週3回以上はラーメンを食べに行ってます!」
という話を聞いたんです。
目が点になるとはまさにこの事。。。
ラーメン好きですよ!わたしももちろん!
なんならラーメンはジャンクフードの王様だと思ってます。笑
ところがどっこい、それをただ受け入れるプレベナースではないんですよ!笑
(この気持ちの熱量を伝えるとしたら3年B組金八先生並みの勢いw)
ほぼ毎日の栄養素がラーメンで作られてるかと考えると、、、ね、、、。
糖尿病になったら足を切ったり、透析したりする必要があることや
目が見えなくなったり、認知症になる可能性が高い未来が待ってますけど
大丈夫ですか? と尋ねたら?
「え!やばいですね!足切るんですか!?」とビビってました。
「何したらいいですか?」と懇願されちゃったんですよねw
意外とそんな人多のかもな〜と感じ、 今回の記事を書いてみました。
少しでも「あ、、思い当たるかも・・・」 なんて思ったそこのあなた!(え、急に何キャラ!?笑)
この記事を1分読んでおくだけで、 将来「よかった〜」なんて思うかもですよ!笑
ではどうぞ〜
そもそも糖尿病ってどんな病気?
糖尿病
この言葉を聞いてみなさんはどう思いますか?
「糖尿病って治る病気でしょう?」
「ガンじゃなくてよかったー。」
「漢字の通りおしっこに糖が出るだけの病気でしょ?」
病棟で働くなかで糖尿病と診断を受けた患者様からこんな言葉を
よく聞いていました。
先に大事なことをお伝えすると、、、
“糖尿病は一度罹ると治りません”
治る病気ではありませんが、生活習慣を充分に注意することで
合併症を予防することができます。
ちなみに、生活習慣が不十分で病気になるのは二型糖尿病です。
一型糖尿病はまた話が変わってくるので今回は二種類ある(一型と二型)糖尿病のうち日本人の9割の人がなっている二型糖尿病についての話になります。
糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。
これが糖尿病です。食事から吸収された栄養素である糖(ブドウ糖)はインスリンが働いて
血液を介して全身の臓器に運ばれ細胞内に取り込まれ、エネルギー源として使われます。
分かりやすく例えると、インスリンは事故で交通渋滞が起きた時に交通整備をするような存在です!
血液内に溢れたブドウ糖(渋滞している道路)を細胞内に取り込む(交通整備で渋滞を緩和する)。
というのがインスリンの働きです。
意外とインスリンって大事な存在なんですよ?
なんなら、インスリンは血糖値を下げる唯一のホルモンなんです!!
糖尿病になると、大事なインスリンの出る量がかなり少なくなる又はインスリンは出ているがかなり効きが悪いという状態になります。
インスリンの量が少ない・効きが悪いことで血液中にブドウ糖が溢れ、行き場をなくし、
いろんな臓器に悪い影響をもたらしているのです。
糖尿病の合併症って?どんなのがあるの?
糖尿病の恐ろしいところは、糖尿病と指摘され放置したままでいることで合併症を
引き起こすことです。
糖尿病の合併症は“血管障害・糖尿病神経障害・糖尿病網膜症・糖尿病腎症”があります。
実際に病棟で働いていた時に、足が壊疽(細胞が死んでて黒くなってる状態)してしまい
切断し、寝たきりの生活になってしまう方や義足で生活する方がいました。
生きてるだけで丸儲け。
そんな言葉もありますが、足のない生活を想像したことはありますか?
わたしも看護師でなければきっとそんなことを想像することはなかったと思います。
看護師として、医療現場で見て感じて、様々な患者様との出会いで学んだことを
こうやってブログを通していろんな人に伝えたいのです。
足がなければ、目が見えなければ、透析をしないといけなければ、、、、
合併症が起これば若かりし10代や20代と同じような生活はできません。あの生活は2度と戻ってこないのです。
それぞれの合併症の細かい話についてはまた後日話していきますね!
全部噛み砕いて説明すると、かなーーーーーーーーーーーーーーーーりスクロールをしないといけなくなるので。苦笑
合併症は予防するためには?
じゃあ、そんな生活にならなくても済むためにどうしたらいいの?
みなさんお待ちかねの糖尿病の予防方法です!ジャジャーン!!
生活習慣を見直しましょう
糖尿病予備群では、生活習慣の改善により糖尿病の発症のリスクを減らすことができます。
- 食事は腹八分目でやめる
- 野菜を積極的に摂取する
- 散歩などの運動を少しずつでも始める
- 体重を5~10%減らす
- 禁煙する
- 健康状態の確認のために健診を受ける
- ストレスと上手につきあう
これらの取組みは、脳梗塞や心筋梗塞などの病気のリスクを減らすことにもつながります。
食事は少し小腹が空いてるな、、、。
と思うくらいが丁度いいです。糖尿病だけでなく、食べ過ぎはよくないと言いますね。
また、日本は食事の欧米化や運動不足に伴い二型糖尿病患者が増えてきたとも言われています。
食事もメインのおかずから食べるのではなく野菜から食べるよう心掛けたり、食物繊維の多い海藻類やキノコ類も意識して摂取するといいです!
糖質や脂質を控え、代謝を促すビタミンやミネラルが豊富な緑黄色野菜をたっぷり食べるのもおススメです。
間食したくなる気持ちもすごく分かりますが、、、砂糖たっぷりのお菓子や糖質・脂質の多いスナック菓子できるだけ避けた方が好ましいです。肥満も糖尿病の発症リスクを上げる要因の一つになります。
プレベナースはどうしても間食したい時はカカオ濃度の高いチョコレートや低糖質お菓子、ナッツ類を食べるようにしてます!
運動療法もじゃあ実際どれだけやったほうがいいの?
と思うかと思います。
目安としては一日に1万歩(消費エネルギー160~240kcal)歩くくらいのの運動量が望ましいです。
“一万歩も歩かないといけないのか…”
そう思う方もいるかと思います。ちなみにわたしもそう思ってしまうタイプです。w
“○○しなければいけない”という考えだと自分自身にもストレスがかってしまうため
ストレスにならないような自分にあった運動方法を探してみましょう!
わたしのおススメは近い距離であれば一駅分は歩く、エスカレーターは使わずに必ず階段を使うようにするなどなど、、、
できる範囲で続けていきましょう!
運動好きな方はがっつりランニングしてもらってもいいかなと思います!笑
ただ、その方の体の状態や病気によっては運動してはならない方もいるので、
持病を持ってる方は必ずかかりつけ医に相談しましょう。
余談ですが…
糖尿病の予防の研究もこんな結果が出ているようですね。
食事・運動療法や減量をきちんと行った方は、行わなかった方と比べて2型糖尿病の発症リスクを29~67%下げることができるといわれており1~5)、発症を予防するために、日々の生活改善がとても重要であることがわかっています。
な、なんと!!約30~60%も糖尿病のリスクを下げることができます!
こんな研究結果も出ているならみなさんも食生活の見直しや運動してみようかな!
と思った方もいるのではないかと思います。
まとめ
・糖尿病とはインスリンの効きが悪く血液中にブドウ糖が交通渋滞を起こしている病気
・食事は野菜を多めに、緑黄色野菜や食物繊維を意識!
・運動は自分のできる範囲から、1日1万歩目標
・食事や運動を気を付けることで30~60%も糖尿病のリスクを下げることができる
以上、プレベナースからでした!
また次回の記事でお会いしましょう!